GDLのUIスクリプトについての勉強①

2025年2月20日木曜日

UI

t f B! P L
最近はバタついていて、中々ブログを更新できていませんでした💦
今年もArchiCADを盛り上げていければと思っております。

さて、今回からGDLのUIについて記事にできたらと思います。
ユーザーの操作性にとって、UIをどのように作っていくかが非常に大事なポイントです。いくら機能の優れたGDLオブジェクトがあったとしても、整理されていないUIだと「どこのデータをイジれば良いか分からない」「自分には必要のない情報まで見えてしまって鬱陶しい」など、ユーザーの不満が爆発してしまいます(笑)
そのような事態に陥らないためにも、UIに統一性を持たせたり、無駄な表示を消したりと、様々な工夫ができるようになりたいと思っています。

学習準備

下準備として以下のスクリプトを記述し、任意の名前で保存してください。
3Dスクリプト
block a,b,zzyzx
2Dスクリプト
project2 2,270,3

保存すると、画像のように単純なブロックができます。
次は基本的なUIコマンドの説明に移ります。UIをカスタマイズするためには、GDLエディターのインターフェーススクリプトに記述していきます。

UI_DIALOG

ui_dialogコマンドは下の画像のように、Cntl+Tでオブジェクト設定を開いた時のダイアログボックスのタイトルを定義するコマンドです。デフォルトでは「カスタム設定」というタイトルになっていますが、このコマンドを使うことで任意のタイトルを表示することができます。
UI_DIALOG

UI_PAGE

ui_pageコマンドは、ページを作成するためのコマンドです。例えば、「ボックスのサイズ」「ボックスの材質」「ボックスの平面表示」などの項目に分けることによって、ユーザーはどのページにいけば良いかがとても分かりやすくなります。

UI_PAGE

実際のスクリプト

下のようにスクリプトを記述すると、とりあえずのページが出来上がります。-1は親ルートを意味していますが、ページに親子関係が必要な場合は、親のページIDを記述します。
また、画像のように階層ページボタンをONにすることで、ページ遷移に必要なボタンが簡単に追加されます。階層ページボタンをONにしない場合、UI_BUTTONコマンドなどを使用して、画面遷移する機能を追加する必要があります。

インターフェーススクリプト

インターフェーススクリプト
ui_dialog "ボックス設定"

ui_page 1, -1, "ボックスのサイズ"
ui_page 2, -1, "ボックスの材質"
ui_page 3, -1, "ボックスの平面表示"

簡単ですが、今回は以上になります。
次回も引き続きUIについての記事を書いていこうと思います。


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